第5回 業務情報の関係性を可視化 iGrafx

第5回業務情報の関係性を可視化 iGrafx
☆この回のポイント
  • iGrafxは業務プロセス情報の関係性も可視化できる
  • 様々な視点で作成できるレポート機能を紹介

こんにちは。可視化コンサルタントの鈴木 裕です。
前回は業務フローをマニュアルとして活用することにより業務の定着化と業務管理を実現することを紹介しました。
今回は、前回の最後に紹介したレポート機能を紹介したいと思います。

業務プロセス情報の関係性を可視化する=レポート機能

iGrafxでは、業務プロセスの流れだけではなく、業務プロセスの関係性も可視化することができます。
一口に業務プロセスといっても、そこに含まれる情報は多岐にわたります。ざっと上げるだけでも担当者・責任者、成果物、使用ツール、評価指標、規制要求事項・・・iGrafxではそれら業務プロセスに関連する情報や関係性をデータベースに登録し、レポート機能で様々な視点から可視化することができます。BPMツールとしてのiGrafxが誇る機能が、この企業情報のデータベース化と管理機能です。

例えば、デジタルトランスフォーメーション対象としてとある帳票を電子化・自動化するとした場合、その帳票がどこで作成されどこで使用されているかすぐに把握することはできないでしょうか。その帳票を変更したときにどの業務に影響があるかすぐに把握することはできないでしょうか。iGrafxであれば、業務フローに可視化した情報を蓄積することで実現できます。
このレポート機能によって、iGrafxに蓄積した業務情報を簡単に把握・分析できるようになりました。前回紹介した業務フローマニュアルと合わせて、最新の業務プロセス情報を蓄積し分析する基盤が構築されると、次の業務改善が圧倒的に楽になります。

業務改善で最も負荷がかかる工程は業務可視化です。しかし、一度可視化した情報を次に生かすことができれば、日々の業務の中で最新の状態にメンテナンスすることができれば、その負荷は最初の一回で済みます。iGrafxは可視化した情報を日々の業務で活用できる機能を備え、継続的な業務改善を実現する基盤となるのです。

様々なレポート

プロセス×システムマトリクス

システムインパクトレポート

RACIレポート(代替要員あり)

リスクヒートマップ

デジタルトランスフォーメーションに限らず、業務改善後の業務プロセスを評価する仕組みが必要です。
実はiGrafxには業務プロセスを指標管理することもできます。次回にご紹介したいと思います。

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本記事のご提供元

株式会社サン・プラニング・システムズ
可視化コンサルタント 鈴木 裕

株式会社サン・プラニング・システムズ 鈴木 裕 【プロフィール】
IT導入、標準化に向けた業務可視化、 iGrafxを活用した持続的なプロセスマネジメントサイクルの構築を得意としています。金融業、製造業、地方自治体へのiGrafxシステム導入、人事・総務業務、経理業務等の可視化実績多数あり。

【保有資格】
SAP認定コンサルタント(HR)
ITコーディネータ 等