「システム導入時に必要なフローチャートの書き方とは」
連載開始のお知らせ
こんにちは。サン・プラニング・システムズ 可視化コンサルタントの鈴木 裕です。
この業務可視化noteではこれまで、業務プロセスの可視化についてお伝えしていますが、最近、「業務改善をしたいんだけど…」というお問い合わせがとても多くなってきました。
そこで、この業務可視化noteでも業務改善のための業務プロセス可視化について説明しようと思います。まずは、次回から6回にわたって業務改善の目的として上位を占めるシステム導入を目的とした業務プロセス可視化をテーマとして重要なポイントをお伝えいたします。
[NEXT]→第1回 フローチャートには書き方がある!
アジェンダ(全6回)
※予定している内容は読者の反響により変更される可能性があります。
私は業務可視化やフローチャートの書き方について無料セミナーでお話しさせていただいていますが、そこでは必ず「フローチャートを書くときには最初に目的を決めるべきである」とお伝えしています。フローチャートは業務プロセスなどの流れを理解するのに適した方法ですが、記述する内容が目的と…
前回のエントリでは、目的に対して適切な粒度のフローチャートを作成するべきであるとお伝えしました。ではシステム導入を目的としたフローチャートには何が記載されているべきか、基幹システム導入のケースを例にとって説明します。
前回のエントリで、基幹システム導入のための業務プロセスフローの記述粒度は「モノ(ヒト)・カネ・サービス」の受け渡しプロセス単位であると説明しました。ではこのモノ(ヒト)・カネ・サービスの受け渡しを、どのようにフローチャートに表したらよいでしょうか。
前回のエントリでは業務プロセスフローを記述する上での概念についてお話ししました。
今回は業務プロセスフローを作成するにあたり最適な記述法についてお話しします。
私は、BPMNが業務プロセスをフローチャートに書き表すために最適な記述法だと考えています。
前回、前々回のエントリでは、業務プロセスフローの作成手法や最適な表記法についてお話ししました。
今回は実際に業務プロセスフローを作成し、改善方法を検討する上で有用なツールについてお話ししようと思います。