このコラムは、DX推進を任された一人の若手社員が奮闘する姿を通じて「DXや業務改革の手法」をお伝えするストーリー仕立ての形式になっています。
【背景】
主人公の塚田は、芦原物産に勤務する入社8年目の中堅社員。芦原物産は、海外から様々な商品を輸入し販売している商社であり、1年前に取り扱い始めた美容グッズ「BIBARA」が大ヒットし業績好調だ。
一方で、業務量が急増したため、社員は残業で対応せざるを得ない状況が続き、ミスも頻発している。手書き伝票や、FAXでの注文請け、Excelファイルを用いた経理処理などが、影響していると思われる。経営陣は、止血策として、他部門から複数人の社員を業務部隊に異動して補強を図った。同時に、DXで抜本的な業務改革を早急に進めることを指示した。推進役として、川井部長の管理のもと、塚田が任命された。塚田は、以前業務企画部に所属していたため、各部署の業務内容はある程度把握しているが、自身が中心となって業務改革を進めた経験はない。
そもそも、DXって何ですか?
複雑なビジネスプロセスの構造を理解したうえで、どうシステムを活用するかを考えるのが大事だね。
②プロセスの可視化
③定量情報の可視化
④問題の洗い出し
⑤課題の設定
⑥改善案検討(DX)
⑦新業務プロセス周知・管理
第2回はこちら:
業務可視化への第一歩!業務棚卸
あなたは本当にすべての業務を知っていますか?
https://kashika.biz/bpmconsulting-blog-2/