シリーズ業務改善②「業務改善のための業務可視化」
はじめに
前回までの『特集1 「現場が主体的に始める業務改善」』の続編として、今回より『特集2 「業務改善のための業務可視化」』を新たに開始いたします。
本コラムオーナーであるサン・プラニング・システムズの読者であれば、おのずと日常的に“iGrafx”というツールを使い、業務フローの作成は慣れた方も多いかと思います。したがって、「可視化=業務フローの作成」と思っている人も少なくないでしょうが、趣味で業務フローを書く人は別として、企業・組織においては「業務フローを書く目的」が明確にあるはずです。それが内部統制のため、ISO認証のためなど目的は様々ですが、ここでは「業務改善のために業務を可視化すること」……これが特集2の目的です。