第1回はこちら
課せられた任務、DX推進!
~そもそもDXって?何から手を付つけたら良いの?~
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- トップダウン
進め方:対象とする業務範囲を構造的にとらえ、上位階層から段階的に整理する。
ヒアリング対象者例:経営層、管理職
- ボトムアップ
進め方:実際に行われている業務や作業を列挙し、その中から共通するものをグループ化していく。
ヒアリング対象者例:管理職、業務担当者
※1人だと漏れも発生するため、複数名に実施してもらうとより良い
2つの方法を組み合わせることで、より自社の業務構造に沿った抜け漏れのない棚卸表を作成できます。
業務棚卸を行うには、まず自社の組織構造を理解すると良いでしょう。組織構造は大きく3つに分類されます。①企画部・製品開発部・製造部・…のように『機能』を軸に分けられた組織、②デバイス事業・空調事業・電気事業・…のように『事業(サービス/顧客/製品など)』を軸に分けられた組織、③①と②の混合型です。
そのため、どのような業種の顧客がいるか、どういう商流で受注しているか、など企業のステークホルダーを把握しておくと組織構造が理解でき、業務構造の大枠となる上位階層の名称も決めやすいです。
次回更新日は、2021年11月29日を予定しています。